AJ千葉さま開催のクラッシックブルベ、もてぎ600時計回りに参加してきました。
梅雨の真っただ中のこの日程、雨装備の心配ばかりしていましたが予報はどんどん降水確率が下がり、気温はぐんぐん上がる晴れ予報に。更に南風強風が吹き荒れる予報。
日中は最高気温34℃とか。
過酷な気温、そして強い南風に見舞われたもてぎ600、約470㎞地点の鴨川でDNFすることとなりました。
本当はここから房総半島の下まで走って、内陸部を通って袖ケ浦に戻るルート。
頑張ったらまだ先に行けるかもしれない。でももう疲れ果ててる。そんな苦悩の末DNFを決断したのは実は初めて。
とてもとても葛藤があったけれど、これもまた後に繋げていく大切な経験としたいと思います。
そんな私の旅の記録です。
朝3時に家を車で出発して4時40分頃袖ヶ浦海浜公園に着。
自転車の準備をしていると、お知り合いが続々と登場してご挨拶ワイワイタイム。
手賀沼からわざわざ、しかもこんな早朝に応援に駆けつけてくれた仲間もいて。スゴイ。
スタート地点はすでに強風を感じ、自転車のある風景を撮影しようと思ってもしっかりとしたところに立てかけないと転倒が怖い感じ。
空は雲一つなく、日中の気温上昇を予感させる。
一緒に旅した「まめてる」。
格好よく撮って頂いた写真。
反射ベストの流れ具合が風の強さを物語ってるかな?
タイヤはクリンチャー、GP4000、28c。
太っといぞおお!
前回のチューブレスパンクの苦い経験からチューブドに戻ったっすw
約360㎞地点、成田市の外れに宿を取っており、あらかじめ着替え等の荷物を送った。一日目はそこを目指して頑張る。
6時スタートのウェーブ1にて出走。
いの一番に車検して頂いて、出発!
今回参加者はエントリーリスト上77名。同時開催のもてぎ300時計回りに参加の方々も序盤は同じルートなので、約40㎞地点のPC1までは常に参加者(=村人)が見える状態。
袖ヶ浦フォレストレースウェイを通過して林道区間に入った時にみえる風景。約20㎞地点。
村人いっぱいで、ソロ参加な私でも仲間がいっぱいいる感じで嬉しいシーン。
40.6㎞地点 PC1 セブンイレブン市原原田 時刻7:32着 貯金1:31。
ちょいちょいトレインに載せてもらって、想定よりも早く到着。
トレイン乗せて頂きありがとうございますって自転車置きながらお礼言ったら、笑いながらだけれど「先頭牽いてくれてもいいんですよ」って。そうですよねぇ…って返したし、まぁ思ってた。
ゴメンネヨワクッテ。
ボトルは950ml入る大きいものを今回用に準備したので、水2L購入して補充。残ったものを少し腕にかける、まだ8時前なのになかなかに暑い朝。
そしてソルティライチ500mlをその場でごくごく補給してすぐに出発。
PC1リスタートからはうぐいすラインの登りの多いアップダウン区間。
流石に村人もばらけてソロライド風に。
佐倉に入って都会に入ったなって思ってたら、対向車線のロードバイク乗りさんが「もてぎ600、頑張ってください!!!」って声をかけてくれて!?!?
ふぉっ!?ってびっくりしたけど、後に去年のスケキヨ600で一部ご一緒した方と判明。なるほど詳しい訳だ。
声援、嬉しいもんですの^^
100.3㎞地点 PC2 セブンイレブン印西瀬戸 時刻10:33着 貯金2:07。
手賀沼の自転車仲間や、一昨年の那須600DNFでお世話になったブルベ仲間が応援に駆けつけてきてくれていた!
更に昨年スケキヨで知り合った方がスタッフとして滞在して下さっていて、もうPCがお祭り状態。
600って、凄いお祭りなんだなって思ったところ。
私もブルベ関連のお知り合い増えていってて、嬉しいことだなって思ったところ^^。
ほんとに嬉しい。凄く力を貰った。
時刻は10時半を過ぎたところ。もう暑くて。この先まだまだ暑くなる予感。
買い物は、野菜ジュースと水2Lと、氷200g。
ここで初めて氷を購入し、持参した膝下ストッキング二本に詰める。一本を首に巻き、一本を反射ベストに予め縫い付けておいたタグに括り付けて背中を冷やすことに。
初めて氷背負って走る。
暑さには滅法弱く、すぐに熱中症になってしまうんですわ。
そんな私は今回、「ヒマラヤ岩塩タブレット」なるものを用意していたんだな!
色んな塩分タブレットが出ているけど、これは岩塩(とグリセリン脂肪酸エステル)のみで出来ているもの。甘みやフレーバーが一切ついておらず、本当に塩分。水1Lにつき2錠目安に摂取とのこと。水で薬のように流し込める大きさ。舐めたら、、、しょっぱい!けど炎天下の体には美味しい(*´ω`)
こりゃ高血圧の人は、服用注意じゃないんかーい?って思いながら、結構マメに塩分補給した。飲んだ水分と計算を出来るだけ合わせて。そしたら結構必要なようでびっくりしたわ。
更に、ちょっと熱中症症状の頭痛が出てきたなぁと思ってこの塩を口に含んで水も飲む。しばらくすると頭痛がなくなる!っていう経験もした。
塩を舐めながらだと、水でお腹がガボガボになってもう水飲みたくないーーーって感覚にならなかった。
氷を身体に巻き付けて、いよいよ千葉県を脱出。
若草大橋を渡ります。
ん~。綺麗な青空👊
橋の終わり、料金箱に20円入れて通過。
竜ヶ崎を抜けて、牛久大仏どーーーん!129㎞地点。
私の旅の目的の一つはこの先にあった。
以前サイクルスタンプラリーでスタンプだけ貰って寄ることが出来なかった土浦の「麺屋 秀」。ルート上にあって、「冷やし檸檬ラーメン」がメニューにあることをチェック済みだったのです^^
はい、ここまでの計画時間も順調ですし、予定通りイン!138㎞地点。時刻は12時30分。
メニューも見ずに、ありますか?と聞いてオーダー♪
入った時の恰好を見るとね、お店の方に自転車できたんですか?って聞かれるくらい、分かるわけですよ。
どこから来たのかどこへ行くのか。そんな話をしながら、実は以前のスタンプラリーで~って言ったら、あれは喜んでくれたな^^
私はこういうコミュニケーションが発生するのが好き。
人の繋がりに、ありがとうって思う。
冷房の効いた涼しいお店に入ってそんな会話をしながら座ってると感じる、頭痛。ん~、さっきまで感じなかったけど、結構身体にダメージ来てるね。
そして、どーーーーん!!!
冷たい、というより、ぬるい、かな。
鶏ベースのスープに檸檬の酸味が入っていて、一口飲むと、ふぉおお、生き返る。
自転車で来店サービス!?とかで味玉付けてくれました! めっちゃ嬉しくて。歓喜の声が出てしまった。
炙りチャーシューも美味しくて、今度チャーシュー堪能できるメニュー味わいに行きたいな。
食べ終わってリスタート準備して、所要時間35分位。貯金2時間ちょっと。138㎞地点。
食べ終わるころには頭痛もなく、さっぱりすっきりした体調。外に出て暑さにぐえぇ~~ってなったり、自転車熱いよ!!って思ったりしながらも、そこそこの元気でリスタート。
次のPC3は10㎞程先。
暑い暑いと思っていたら、このルート上の農協の温度計は34℃の表示…。
148㎞ PC3ファミリーマートつくば桜金田 時刻13:35着。貯金2:17。
ここでは2Lの水が売り切れていた…。
500mlほどの水を2本買い、氷400g買ってまた背中と首を冷やすようにセット。してすぐにリスタート。
けど、この先が過酷だった。
とにかく暑い。
ルートはこの先筑波山、不動峠を目指す。
本当に日陰のない道を突っ切って。
不動入口に着いた頃には氷は溶け切っていた。普段はここからの登坂は嫌なんだけど、日陰に入りたい一心でこの山に入るのを待っていた。
そして突入。普段の倍ぐらい時間をかけて。途中で風のよく通るところで停まって、風を感じて休憩したりもしながら不動峠クリア。てっぺんの写真は割愛して(よく来るから・・・)すぐに裏不動へダウンヒル開始。
けど、頭痛いわ、集中力保たないわで、途中で脇に避難休憩。塩をパクリ。本当によく通ってるこの道。途中で停まるとか、自分がビックリ。
不動峠抜けてフラワーラインに入ってまもなくあるセイコーマート。
キューシートに「補給ポイント」って書いてあったけど、確かにそこでは沢山の村人が休憩していた!
私も当然のように吸い込まれる。
ここでも水2Lは売切れだった。
今見て思うけど、ここで海苔付きのおにぎり食べられたんだから、まぁまだそこそこ元気だったんだろうね。時刻は15:30頃。
長休憩して身体を冷やす。
ここまで氷inストッキングで来たけど、これで良いんじゃ?と思って、凍った麦茶ペットボトルを購入して背中ポケットに刺して進むことにした。
アップダウン激しいフラワーラインを抜けて、道祖神峠は、秘儀 斜行や押し歩きを発動。斜度キツすぎだからw
登るの苦しかったからてっぺんの写真を撮った。
日陰はだいぶ長くなってる。
道祖神峠下って笠間に出ると、幅の広い交通量のそこそこ多い通りに出た。
そして茨城県と栃木県の県境「仏の山峠」を登って超える。
この峠を越えると次のPCまで下り。
148㎞地点 PC4 セブンイレブン茂木バイパス 18:30着。貯金2:18。
不動峠、道祖神峠、仏の山峠と超えて辿り着いたPC4。
このPC間、貯金「維持」。
正直、暑さも登りも厳しい区間で、想定以上に時間が掛かった。
夜ご飯には少し早いけど…。ソーセージエッグマフィンを食べ、ザバスプロテイン大を補給。まだ胃腸は元気。
予定では道の駅もてぎに寄って何か食べるはずが、想定よりも遅くなってしまって…キャンセル(´;ω;`)
しかし日が陰って随分涼しくなった。
残る登りはツインリンク茂木の坂、くらいかな?
そしてこのPCでいよいよGarmin Edgeの充電残がヤバいのでUSBケーブル購入…。モバイルバッテリーは持ってきたんだけど、ケーブルをすっかり忘れてしまっていて。
宿に着けばあらかじめ送った荷物の中に入ってるんだけど、どうやら保たなそう…。
また、ここまでずっとPayPayで支払いをしてきたんだけど、氷やらケーブルやらの購入でガンガン使ってきちゃったので、少し現金チャージしようとしたところ、お札が濡れていることが判明。。。
スタート時にはZip袋にいれていたお財布、有料橋の代金出すときに袋から出したままにしちゃってた(´;ω;`)
溶けた氷の水か汗か不明だけど、まぁ…。宿で乾かそう。。。
ツインリンクの坂を登った先は、薄暗くなった中たまに羽虫の集団がいるような、そんな田舎道を下り基調。
御前山ダム、残念ながらかなり日が陰ってしまっていたけど、綺麗な橋を渡った。今度走ることがあったら、日没に勝てるように来て、写真STOPをしたいな。
山の中を抜け、1人淡々と水戸を目指すところ、涼しくなってきた為か、おトイレに行きたくなってきてしまっていた。頑張って水戸の坂を登った先のコンビニにピットイン。
辺りが静かで暗い区間に入ると、スマホから音楽を流すことに。ちょっとダレてきた。
そんなまだ250㎞も行かない辺りで、対向車線の自転車がチリンチリンとベルを鳴らして通り過ぎていく!?
え!? あ、スライドか!?
わーーー、お疲れ様です!、と声が出る。
って、こんな早くスライド始まるのかぁ~!?
そこから先、ドキドキしながら次のスライド待ったけど、なかなか来なかった…ってか、逆回りの出走者数少ないんだよね確かね。
気合が入って走れるようになったものの、水戸のサテライト、競輪場外車券販売所過ぎた辺りで眠気が来た。
歩道に入って停まり、ブドウ糖補給。
暗いと眠気が来るか…。歌いながら走ろう。
次のPCに着くまでの区間でVolt 800の充電がもうすぐ無くなる赤ランプが着いたので、停まってバッテリー交換。もう一灯の400は、携帯していた別の400にマルっと交換。
この辺りは先行も後続も見かけない孤独な区間だった。
心が寂しい感じだと、眠気もくるし、出力も低下しちゃうね。
290㎞地点 チェックポイント1セブンイレブン玉造上山、時刻22:30着、貯金2:50。
この先ホテルまでまだ70㎞ほどあるからと、ミニだけど冷やし中華を補給。お夜食だね(笑)
そしてここまでの眠気が嫌だったために、初めて手を出した「眠眠打破」。背中ポケットに入れてリスタート。
眠いなぁ~遠いなぁ~と思いながらのろのろと走っていると、後続二人組に抜かれた。
きた、村人!?と思って、「すみません、しばらくついていかせてもらっても良いですか!?」とお願い。
恐らく?快く受け入れてくれて3人トレインに。と思ったら更に2人、即席仲間含めてお連れ様がいらっしゃった様で、5人で次の下総のPCを目指すことに。
運命の出会い。
遅れちゃマズいと思って、ちょっとした待ち時間に持ってきた眠眠打破を服用。おそらく23時ごろ。
(実は、これが、いけなかった気がする。想像以上に効果が強く、、、、、。)
5人になってからは、メリハリのある走りで面白く、楽しい気持ちで走れた。気温は高めだけど、夜で過ごしやすい。
夜道は仲間が居るといいねぇ~。
この方々、茂木のPCでもお会いしているんだから(なんならセイコーマートでお会いしてるんだから)、まぁなんとなくペースがあう。
342㎞ チェックポイント2 セブンイレブン下総成井 時刻1:30着。貯金3:22。
5人とも成田市に宿を取っているとの事なので、更に宿近くまで一緒に行ってぇ~とお願い。
CPでは(行きたくてしょうがなかった)トイレに行き、ザバスプロテイン(大)を一気飲みしてすぐにリスタート。
359㎞ ホテル R9 The Yard 成田空港 2:30着。貯金3:30。
悩んだ末に予約したホテルは成田市の外れにあるコンテナホテル。深夜までチェックイン可能だったこと、フロントから部屋が近そうなこと、部屋の中に自転車を入れられそうなところ、がポイント。
公式HPの写真を借りてきた↓
【公式】HOTEL R9 The Yard 成田空港西 | R9ホテルズグループ
お部屋はダブル。
部屋入口に自転車を入れられて、充電やら荷物整理が捗った。
コンパクトな空間にダブルベットとマッサージチェア、机、シャワールームが揃っていて機能性抜群。
ただ残念だったのは、早朝に近くを走るトラックによる振動…。
騒音があります!という訳アリでお安くなっているお部屋を取ったんだけど、音だけならまだ良いけれど振動は……。
100分寝ようとタイマーをかけて寝ようとするも、あまり寝付けず。…眠眠打破が良くなかったか?4時間前だぞ?
うとうとしていてもトラックの振動で覚醒する。
睡眠が浅く、目覚ましも鳴る前に起き上がり、朝食用に貰ってきていた冷凍パスタを食べながら朝の支度開始。
そして予定通り、貯金ゼロとなる6時頃、リスタート。
すぐに芝山はにわ道。
おはよう、はにわ!
道端にこんなはにわがたくさん立ってる。
九十九里ビーチラインまで下って、次のチェックポイント一宮までの約30㎞、海沿いを行く。
…二日目に入ってから村人に遭遇しない。
…向かい風強い…。
片貝で更に少し海沿いに出ると、更に向かい風強い。
巡航速度も20㎞下回ってきてしまう平坦。
くっそ向かい風。そして日なた真っ向勝負!!!!!暑い!!!!!
無理!ってなって、白子辺りで歩道に上がって少し休憩。
408㎞ チェックポイント3 ローソン一宮海岸 時刻8:15着。貯金0:57。
野菜ジュース飲んで、冷凍麦茶を背中に入れて軽めの休憩でリスタート。
このCPで昨夜一緒になったメンバーの一人にお会いして、一緒にスタートするも着いていけなくてすぐにさようなら…。うう。
この先の区間、一言でいうと「予習不足」。
「読みが甘い」「舐めすぎ」。
お尻が痛い、手のひらが痛い、そして昨日からの疲労が凄く出力ヨワヨワ…。
思った以上に登って。登って。下って登って。
風は正面からくる向かい風クライム。
全くもって、予定していた速度が出ない。
睦沢町を抜けて国道297号の大多喜に出るまでに、背中の冷凍麦茶が空に。重たくて腰痛感じてたから飲み切った面もあるけど。
大多喜曲がって養老渓谷方面に進むと、どんどん登るし、もう辛い。
三石山を登る覚悟は予習であったけど、三石までこんなに登るとは…。(だから予習不足)
脇を川が流れていて、空は青くて、最高に気持ち良さそうな景観なんだけれど、とにかく暑い。
この辺りでDNFが頭を過るようになる。
この道、登ってるんだぜ…。上からも下からも暑いんだぜ…
ボトルの補充もあって、途中の自販機に立寄り休憩。
建物の隙間の日陰に入り込ませてもらってしばし休憩…。持っていたアミノバイタルゼリー補給。めっちゃホットなゼリーだった( ;∀;)
Google先生の写真を拝借。思い出深き「隙間」。
だってマジで休憩ポイントないんですもの。
その先、養老渓谷の「山の駅」に立ち寄って、トイレと缶ジュース1本飲みながら長考する大休憩。
もうここで止めようと思って、路線と時刻表を調べた。
「養老渓谷駅」「上総亀山駅」、それか「安房鴨川駅」。
上総亀山駅は本数少なすぎてボツ。養老渓谷駅まではなんとなく知った道で、この山の駅からも登っていくことを知っていて、DNFするのに登るのかよと気が進まない。。。
鴨川目指すかぁ~と少し気合を入れてリスタートすることに。するも、すぐに長~い登りで、これ、、、養老渓谷行った方が良いんじゃ…って停まって、実は引き返した。
するとGarminがなんかブブーーーーって、鳴るじゃん? 間違ってるよ!って。
あー…、これ切らなきゃダメなのか。ここで切るか駅まで走って切るか?
いやぁ~、切りたくないなぁ…。
そんな葛藤をしてると、村人2人が登ってくる姿が見えたから、なんとなく元の車線に戻って木陰で待機。
なんと、良く知った仲間、かぁるさんだった。
スタートのウェーブが15分違って、茂木PCでチラッと会ったかな?位のかぁるさん。
「実はDNFしようかと思って…」って話しかけたら、「私は行けるだけ行ってみる~」って、坂登ってる途中の辛そうな呼吸下で答えてくれた。
この言葉が凄く響いて、私ももう少し頑張ろう、という気持ちがムクムクと出てきたんだな。
仲間パワー凄い。
鴨川、目指そう。
いやその前に、君津のPCだ。
はっきり言って、時間が厳しい。
ホテルで貯金ゼロにしちゃったし、ここまでの区間がグダグダだから。
そこから何となく一緒に三石山まで行けた。
ゆっくり登って、最後の方は押して歩いたり。
途中、ダウンチューブ下のボトルケージのネジが緩んでガタついていることに気付いたけど、ここで離れたくないから先延ばしに。
あとどれくらい登りあるの~?とか、話しながら登れるのは、気が紛れて良い。
三石の下りの悪路でボトルケージは限界っぽく。時間もないので仕方なくボトルを外して背中のポケットに突っ込んで、ケージはあとしばらく耐えてもらう事に。
460㎞ PC5 ミニストップ君津笹 時刻12:27着。貯金0:13。
ギリギリセーフ。
バテバテで、買い物はまず水だけでレシート取得。それから再度吟味して買い物するも、買ったのはinゼリーとクーリッシュ(アイス)のみ。
お昼時間帯で、朝ごはんの冷凍パスタ以来食べてないに等しいのに、お昼ご飯を食べる気になれない(選ぶ気になれない)。
自転車のハンドル回りの小物を少し取ってダウンチューブ下のボトルケージのネジ締め。
次々とPCインしてくる方々との歓談。昨夜の仲間とも会った。
…ってしてたら、30分前後も滞在してしまった…っ!?
これは油断した。やらかした。
そこであった方々はみんなウェーブ遅い方…。
実はリスタートしてから気づいたことで。借金20分もあったw
ご飯ロクに食べてないのに?
鴨川までの下りで随分稼げるんだろうけれど、それでもその先は強い向かい風予報の日向海岸線。時刻は13時。次のPCまで約50㎞。日没はその先。
朝方の九十九里の向かい風海岸線が思い出される。ツラい。
鴨川で少し平坦になったところでの暑さや向かい風に心はポッキリ折れてしまった。
駅がある、電車があるって、山の駅で知っちゃってたしね。まぁ少し目指してたところだったから。安房鴨川駅。
だから、ここまでよく頑張って来たよ、という気持ちもあった。
鴨川でDNFするなら、お昼ご飯になにか海鮮でも食べて行けばいいじゃないのよってチラッと思ったけれど、食欲沸かず。ダメね。
ゆ~~っくり、ノロノロと輪行準備して、電車で袖ヶ浦までワープして終了。
Garmin先生曰く、このライド終了で暑熱適応25%とのこと。
低すぎと思うけど。
これまで上げてこれなかった、急に暑くなったから余計にしんどかったんだろうね。
二日目、パワー出なかったなぁ。固形物って朝のパスタだけだからなぁ。
あれは半ば無理やりにでも流し込めて良かった。
最後、Garmin先生の温度ログ。
暑すぎ!
結果は完走することが出来なかったけれど、ここまで走ったことは私の良い経験になっているはず。
新しい気づきもあった。
出会いも沢山あった。
楽しいこともあった。
また、走ろう(*´ω`)