凪の青い風

凪子の自転車日記

2019 春の筑波8耐

5月3日、ゴールデンウィーク真っ只中のこの日、筑波サーキットで行われた8時間耐久レースに自転車サークル、手賀沼自転車倶楽部の一員として出走。

 

2018年から始まった私のレース経験。

 

2018年4月、茂原ツインサーキット GSR

2018年10月、筑波サーキット 秋の8耐

2018年11月、袖ヶ浦フォレストレースウェイ セオフェス 2時間ソロ女子

 

カテゴリーやチームメイトに恵まれて表彰台に立たせて貰ってきていたが、今回の8耐は猛者ばかり、チームメイトも速いが周りも速い。強い世界を痛感する結果となった。

 

 

私は手賀沼チームでのレース参加は初めて。仲間に入れて頂くことに。

参加表明する際には、自分がチームメイトにご迷惑をおかけしてしまう遅さなのではないかととても気を揉んだ。

何より私が参加すると、エントリーカテゴリーが変わる…。結構プレッシャー。

例年GWに実施されていたランドネきたかんが前倒しにり、脚のスケジュールは確保された。(連チャンでは疲労が抜けなくて無理…(ノД`)アウッ )

8耐走りたいという想いや、折角入れて頂いたサークル、何かイベント参加して知り合いを増やしていきたいという想いがあった。

速さは気にしない、みんなで楽しむ大人の運動会。

そういう手賀沼の趣旨に乗らせて頂き、エイヤー!と思い切って参加。

4名チーム(男3・女1)で走る事となった!

 

昨年秋の筑波サーキットの私自身のタイム、これを更新するのが今回の私の目標。

ランドネきたかんのブルベ装備を一つ一つ外していき、タイヤ込みのホイールを交換。

 

 

シャマルウルトラ C17 + 34T + IRC Aspite Pro RBCC 26C

ユーラス ノーマルリム + 32T + Specialized Turbo Cotton 24C

 

ホイールは若干グレードダウンになるけれど、Turbo Cottonタイヤがサーキットレース向きなので、旦那氏のものをお借りする。

ブレーキ調整等自分でやって、、、うん、レース前だしお世話になっているショップで安全点検して貰うことに(自分が信じられない(*・ω・*)

 

そして迎える当日。

6時10分の開門を先頭で待機するチーム。

4チームが合同で場所を取るとのことで、大変な気合いが入ってた。

さながら檻の中の猛獣たち…*1 

 

思惑通りの場所を確保。

ブルーシート4枚、テント3基、椅子とテーブル多数。そして手賀沼自転車倶楽部のフラッグ。

 

そしてサイクルラックも長く2本も!

 

そして今回の8耐に合わせるタイミングで、手賀沼でRacing Divisionのジャージがデザインされてた。

我孫子市のゆるきゃら、うなきち君が可愛い。

それでいてカッコいいジャージ。チェッカーフラッグを背負って走るプレッシャー

ヒィィィ!(´Д`ノ)ノ

それにしても、チームジャージ、気持ちが上がります! 仲間感、強くなります!

 

大人数での参加って凄い。お祭り感満載ほんと盛り上がる。

 

天気は快晴!

気温は26℃程度まで上昇予報。

 

 

交代15回以上が必須条件、4名なので一人30分、4ターンの予定で割り振られる。

私は第3走者を自己申告。皆さん紳士なのでね、譲って下さいましたよ。

レース開始後1時間程経って馴染んできたところでコースに入る。第4ターン目で、アンカーにバトンタッチする任務さえ失敗しなければ何とかなる出走順かと。

しかし正直30分は長くてキツイかも…。しかも4回合計2時間!どこまで保つか。

 

チームメイト。

第1走者:Iさん。8耐の歴代参加者。大ベテラン様。青好きのDE ROSA乗り。ヘルメットもDE ROSAの限定品。このチームのリーダー。リーダーは宗教上の理由で赤いレーシングジャージは着れないので(←)、手賀沼スタンダードの青ジャージで参加。

 

第2走者:Hさん(写真先頭)。フルマラソントライアスロンをする猛者。ターミネーターのような胸板がかっこいい。いや、腕や足の筋肉も凄い! 自転車のレース初参加とのこと。まったくそうは見えない(( ゚◇゚) 

 

この写真も使っちゃえ、どーーーん!

Iさんのスタート待機時。Hさんがサポート。カッコいいお二人(*´д`*)アハァ

筋肉ヤバい。。。

 

第4走者:Sさん。Specialized Allez Sprint乗り。レース初めて参加でいきなりアンカーを任される。OAKLEY JAWBRAKER(たぶん) が良く似合っていて印象的。下ハン握ってコーナリングしている辺り、とてもレース初めてさんには見えないけれど。

 

 

そして私の4人。

 

 ここから出走ログ。

1回目の出走。8raps。約28分。

最初数週はソロだったりする区間もあったが、徐々に集団になっていく。でも少数だと少しの登りでバラバラになってしまう。

それでも良い波を捕まえた周回で、PR更新ヾ(≧∇≦*)〃 

 

タイヤの感じは摩擦を感じさせず、氷の上を滑るような感じ。

それでいてしっかりグリップしていることをコーナーでは感じ、曲がりながらも踏み込んでいくことに不安がない。

とても感触が良い。

 

出走終了後、おにぎりをモグモグ。アミノバイタルPro顆粒を1本ドーピング。

 

2回目の出走。7raps。約24分。

実は第2走者Hさんの出走前、35分位走ってきてくださいとお願いしていた。全力走行30分は若干長く、スタミナの懸念があったから。

目標は25分となっていた。

スタート後まもなく良い集団に付く。そしてやがて左から大集団が抜けて行くタイミングでその大集団の後ろにくっ付いて行く。それまでも集団に居たこともあり、まだ元気だったから飛び乗れた。

元いた集団の何名かも飛び乗り、さらに大きな集団となっていた。

前も後ろも、横にも人がいる状態。

コーナーのラインキープに気を使ったり、登りでは遅れないように登りに入る前から加速、ダンシングに移るときのタイムラグを作らない事等を意識。

前の人のタイヤの真後ろに居ないように少しずらしたり、車間距離の微調整の為に小さくブレーキ当てたり。

約40km/hアベでの走行が4rap続いた。

気持ちいい。速度は出ているのに、心拍は体感も数値も1回目よりも落ち着いていた。

思えばちょうどぴったりな巡航速度のトレインだったんだろう。最後まで千切れることなく、でも30分置きの交代時間だからと、予定通りの時間にピットに戻る。今思うと、あと1週しても良かったかもしれない状況だった。

 

ピットに戻ると同時に、「良い回でした!」と感想が思わず漏れる。

そして実際タイムがとてもよかった。またまたPR更新ヾ(≧∇≦*)〃 

 

この時に撮って頂いていた写真がこちら。

 

 凄い臨場感!

こんなにバイク倒してるなんて知らなかった(( ゚◇゚) 

ちょっと自分カッコよくないかぃ(ノ≧▽≦)ノ~~~~

 

他に撮って頂いた写真からも総じて私、楽しそうに走っていた。ってか半分笑ってる感じがある。これ、未架さんも言われていたが、呼吸するときにこの口の開き方が楽で、自然と笑っているように見えるんだなきっとそうだな。

楽しかったけれど、笑うほど楽しかったかどうかは考えるだけで笑える。普通に真剣だから!

 

 戻った後、またおにぎりモグモグしながらしたツイートがこちら。

 

食欲とかではなかったけれど、エネルギー補給した後は凍らせて持って行ったグリーンダカラ500mlを飲みながら応援。

ライド中のエネルギー補給はもっぱらおにぎり派

 

 

そして3ターン目になるとき。

第一走者Iさん、第二走者Hさん共に、ノリノリでコースから戻ってこない(( ゚◇゚)

時間が押し押しモードに。

最後のピットクローズ時間と交代回数を考えると、余り私の走っている時間はないかも。

6raps、約21分。

30分刻みから10分ディレイでバトンを受け取る。持ち時間は20分か。ラストはクローズ前の30分とその前10分程度の余裕を持っておきたいから。

出走後まもなく、そこそこメンバー5人位のトレインにくっつくも、なんか物足りず。もう少し速度出せるんだけれど単騎で走ってもこの程度だろうと我慢の子。

やがて速い別トレインが追い抜いて行くタイミングで、さっきと同様飛び移る。

が、しかし。

…速すぎた(ノД‘)アウッ 

あまり行かない内に千切れてしまうことに。

着いて行けない悔しさ、ここで味わった。

千切れた後、さっき乗っていたトレインメンバーが私を抜いて行く。でも、もう乗れる力が残っていない。なんというザマなんだ。

 

とぼとぼ走っていたところ、気づけば速度の合う女性の後ろに付いていた。

だがしかし。この女性。後ろに付かれたことを気にして、前に出ろとのサインを出す。

でもですよ。だから抜けるほどの力が残っていないのよ…

抜こうとしてみてやっぱり抜けず、「スミマセン…、前出れません…」と言ったところ

「うまくいくかどうか分からにけれど…」という言葉と共に、後ろに入れてくれました。

その状態のまま、ピットロードへインすることに。

ありがとうございました!と言って別れた。

 

この回は、反省ばかり。

 

おにぎり(レース中3個目)をモグモグし、アミノバイタルProもやっぱり入れることとした。

そして水分補給としてコーラ500ml PET!(ゼロじゃないよ!!)

楽々飲み切れるよ、500ml。

 

風が強くなってきたけれど、あと1ターン頑張らなければ。

 

 

 

そして迎える第4ターン。

短く、最初から20分の持ち時間。

Iさんより「無事に帰ってきてくれれば良いから」という言葉をいただき、安心した気持ちで出走。

そして5raps、20分。徐々に減る周回数w

ごめんなさい。・゚・(ノД`)・゚・。 

 

風が強く、単騎で走っていると風にあおられるブレを感じる。やばいやばい。

そしてバックストレートが向かい風で全く速度が出ない。

しばらくして3-4人トレインの二番手で進んでいた気がする。(後ろが正確にわからない)

けど私の前の先頭が後ろの下がった時。

うあーー、いなくなっちゃった…

と思うと同時に後ろの方がアタックをかけてきた。

すんません…ゆっくりトレインなのに更に先頭速度出せない奴になってしまって、

という想いでいっぱいだったが、後ろだった方、私の前でアタックをやめて減速。

え、なに、乗せてくれるの!?という状況。(違うかもだけど)

マジか―、ありがたいー。と思いつつ進んで、やがて別の少数トレインと連結。

カーブのコーナリングで状況的に彼を右追い越し(遅い車線面)する形となり、右から行きます!と声をかけて追い越し。その後はトレイン内の私の後ろの位置をキープしてもらう形で走った。

ピットに戻るときには、ありがとうございました!って声が出た。

 

 

なんターン目か分からないけれど、私、結構集団の中にいたんだなぁと思うお写真。

ボトル持ってるから3ターン目かな?

 

 

 こういうこともあるから、もしかしたら、記憶が正しくないかもしれない。私の捉え方が違っているのかもしれない。

けど。

発生した時間帯はちがうかもしれないけれど、こんなやり取りがコース上であったんだ。

 

 

バトンを繋いだSさんは、しっかりアンカーを務めてくれて。

レース終了40分前きっかり位に私戻ってきてしまって、予告はしていたものの後1週はしておいた方が良かったかもと何度も思った。

 

結果は総合順位ギリギリ2桁。丁度真ん中位の順位。

カテゴリーでもそんな感じかな? 

春の8耐、カテゴリーの恩恵はなかった…ε-( ̄ヘ ̄)┌

 

花火の上がる感動のウィニングラン

感動のフィナーレ。

 

 

 

この大会、強い女性が沢山いた。

みんなカッコいい。

凄く刺激を受けた。

私も速くなりたい。そう思った。

 

これまでのブルベやレースでは反省点のほうが多く自信を無くす結果ばかりを自己に残してきた感があるけど、今回は終わった直後から自己及第点(*・ω・*)

楽しかった!でもまだ強くなりたい!という想い。

 

 

アフターは味噌ラーメンで!

 

すんごい美味しかった、五臓六腑に沁み渡るレース後のラーメン。(大盛りにしてもよかった…)

ゆず塩ラーメンも、角煮ラーメンも食べたいからまたアフターするために8耐出なきゃ(*・ω・*)

 

このラーメン、結局ご馳走になってしまって。

レース、良く頑張りましたで賞を頂いたと勝手に思ってますヾ(≧∇≦*)〃 

 

車を出してくれたきよっぺさん、企画してくれたあひるさん、ありがとうございました。

ご自分もレース出走されているのに、合間に撮影許可必要エリアでの写真撮影をしてくれたNさんとあっくん、本当に本当にありがとうございます。倶楽部に上がった写真、約600枚とかもうホント幸せです。何枚かブログに写真お借りしました。

 

手賀沼の方々はとても優しく私を仲間に入れてくれました。

春の8耐、出れて良かった。

楽しかったし経験値も上がった。仲間も増えた。

知り合い増えると、レースが更に楽しくなるね。

 

 

最後に。

旦那氏にお願いしてたんです、PR更新したらターボコットン買って!って。

お財布の分かれている凪家でタイヤをホイールごと借りた挙句にこのお願い。

むしろPR更新したらお礼しなくてはならない位かもしれないのになんという(*・ω・*)

 

1本ね!って言われてたんだけれど、無事2本ゲット。旦那氏優しい(*´д`*)アハァ

 

ちょっと耐久性は高くなさそうなので、タイヤを使い分けますわ。

これは、決戦用タイヤヾ(≧∇≦*)〃 

*1:゚Д゚ll